こんにちは!
皆さん、お正月はいかがお過ごしでしょうか?
もう初詣には行きましたか?
今年は、金運、仕事運、恋愛運など、運を上げてほしい…
神様にそんなお願い事はしていませんか?
運というのは「運が上がってきた」と上がるものでも、「ツイてないや…」と下がるものでもありません。
さらにいうと、運は、「運が良い」とか「運が悪い」とか良い悪いということでもないのです。
運は、「運が貯まってきた」「運を使っている」のように、貯める使うで表現するものです。
運は上記のように考えると、人生が変わるといってもいいほど、楽しく、ポジティブになれます。
それに気づかせてくれた本がこちらです。
喜多川泰さんの「運転者」です。
運は、貯める・使う
運は、貯める・使う、で考えると人生が良くなります。自分に対して悪いことが起こったとき、運が貯まっていっている、良いことが起こったとき、運を使っている、こう思えばいいんです。
何で自分だけ…あぁツイてない…
このような感情が出てきても、運は貯めるの法則でいくと「あぁツイて……よし、今は運が貯まってきている」に変換することができます。
本書を引用しますと、
「運は”いい”か”悪い”かで表現するものでなく、”貯める”と”使う”で表現するものなんです。」
「とにかく頑張っても報われないときは運が貯まっているんですよ」
運転者 未来を変える過去からの使者
このように運転手は言ってくれます。
運を知るには上機嫌でなければならない
本書では、運は上機嫌な人に集まると書いてあります。ニコニコしている人でないと運は寄ってきません。不機嫌な人には、運も人も集まりません。
私は上機嫌や笑顔を意識してから、良く人と出会うようになったように感じます。
また、別の本ですが、「楽しいから笑顔になる」ではなく、「日頃から笑顔でいるから楽しくなる」という言葉も聞いたことがあります。
さらに笑顔で口角が上がると、脳が勘違いして楽しいと錯覚します。その結果、幸せホルモンが出るなど、笑顔のメリットは多岐にわたります。
しかしそれでも誰もが、上機嫌で笑顔でニコニコしていても、運を掴めるわけではありません。運を掴むチャンスが高くなります。
余談ですがチャンスの神様は、前髪は長く、後ろ髪は無いようです。チャンスの神様の後ろ髪を掴もうとしても無いので掴めない。そのことからチャンスがきたらすぐに掴まないと、通り過ぎてから掴もうとしてもツルツルと掴めない、という意味です。思い立ったが吉日、善は急げ、などの言葉があるように、チャンスがきたらすぐ行動。
なので、上機嫌→チャンスきた→すぐ行動→、このサイクルがいいですね。
不機嫌な態度は損です。上機嫌で過ごしていきましょう。
この本でゲーム感覚を養えた
主人公は保険の営業マンです。
本書ではこんな場面がありました。
運転手がタクシーで、主人公を運気が上がる場所に連れていきます。場所は学校で、主人公の妻と、学校の先生と、主人公で、ちょっと問題のある娘についての話をするところです。主人公はもちろん「不機嫌」です。営業の仕事が忙しいのになんで俺がいちいち。みたいな感じで不機嫌で先生の話を聞いています。娘の話が終わるや否やすぐ運転手のタクシーへ。
乗り込んできた主人公に運転手は、どうでした?と。主人公はどうもこうもあるかとまた不機嫌。
これが上機嫌で最後まで話をすれば先生が保険に入ってくれて、それをきっかけに学校のたくさんの先生が保険に入ってくれて…となるはずだったと。上機嫌だと違う未来だったという風に運転手は言いました。
私はここをオーディブルで聞いた時に、ゲームの選択コマンドや、ゲームのクエスト的感覚があるように思いました。
まず、主人公は「上機嫌」「不機嫌」で不機嫌のコマンドを選択し、「最後まで話をする」「途中で帰る」というコマンドが出てきたときは、途中で帰るを選択した。結果、妻との関係も悪くなる、営業も取れない、時間がない、ということになります。
そんなことを少し思いながら本書を聞きました。
本書をオーディブルで聞いてからゲームのように考えることができるようになり、毎日がより楽しくなりました。
運ゲージが貯まったのではないかとか、この選択をしたから、こんな素敵な人と出会ったとか、素晴らしいアイテムが手に入った、などの演出があり、ゲームが少しずつ進んでいっている感じがします。
また、冒険には、価値観や夢を共有できる仲間が必要ですし、能力やスキルを上げなければ次のステージに進めません。
その中で選択できるコマンドは無限にあります。
「上機嫌になる」「すぐ行動する」「本を読む」「必要な資格をとる」「元気に挨拶をする」「話しかける」…など無限です。
良い方のコマンドを選択して良い人生を進めていきましょう。
喜多川泰さんの「運転者」オススメです。
ぜひ本書を読んでみてください。
最後までブログを見ていただきありがとうございました。